丸山です。
豆知識ブログのお時間です。
突然ですが指先のアクセサリーといったら・・・
”リング”
ですよね(‘ω’)
私もリングマニアと豪語するくらい
リング好きです。
そもそもリングってどういう風に作られているか
知っていますか??
リングマニアの私がお教え致しますね!
均一にまーーーるく作られたリングは元々金属です。
その金属を”地金(じがね)”といいます。
多くの場合四角い棒状の形をしているんですよ。
その地金を使ったリングには二つの製造方法があります。
1つ目は
”鍛造製法(たんぞうせいほう)”
熱した金属をたたきながら、少しずつ形を整える方法です。
私も何かの映像で見たことがあるのですが。
これが鍛造製法と呼ばれるものだったのかと
改めて思いました。
古くからある日本刀などもこの方法で
作られていたようです。
金属をかなづちなどで叩く、曲げるを繰り返して
圧力をかけていき、金属を鍛えながら形を作っていきます。
この鍛造製法には、一流の職人がつきっきりで
手作りする伝統的な鍛造製法と、
機械を使うプレス式があります。
出来上がりの物は、鋳造製法(下記)よりも丈夫で、
手にしたときの重量感・しっかり感が高く、
なめらかで美しい仕上がりになります。
それに伴ってデザイン的な制限が大きいので、
シンプルなリングに限定されがちです。
なので曲線などの細やかなデザインを
どこまで表現できるかは、職人さんの技や
経験が問われるということになります。
これだけ手間と時間をかけているので
それなりにコストがかかってしまうのが
鍛造製法の唯一の難点になってしまいます。
2つ目は
”鋳造製法”(ちゅうぞうせいほう)
ワックス樹脂という素材で指輪の原型を作って、
その型に溶かした金属を流し入れて固めるのが
この作り方です。
イメージとしてはチョコレートを溶かして型に流し込むような感じ。
硬い金属そのものを加工せずに樹脂で形をつくるので、
デザイン的な制限が鍛造製法と比べて少ないです。
そのため、複雑なデザインでも自由に作ることができます。
また、一度型をつくれば何度でも同じものを製作できるので、
コストを抑えて大量に作ることが可能です。
コストを抑えることでお店での取り扱いが
容易になるというのが鋳造製法のメリット。
店舗で売っているほとんどのアイテムは鋳造製法によるもの
と思って頂いて良いかと思います。
なので鍛造製法と鋳造製法を比べてみると
鍛造製法の方が丈夫なので結婚指輪などの
長年着け続けるリングは鍛造製法の方が人気が高いです。
ひゃーーーステキ( *´艸`)♡
今まで何気なく付けていたリング、
鍛造製法と鋳造製法どっちなの。
と、気になるところですが実は鍛造製法と
鋳造製法は見た目ではほとんど区別がつかないんです。
リングの性質を理解したうえで違いが分かってくるのだそう。
上記にも書いた通り1個あたりのリングを
作るのにかかった時間や、必要な技術が違ってきます。
鍛造製法、鋳造製法それぞれの長所と短所を
理解してリングを見ていけば愛着も湧いてきます♪
私も次リングを手に入れる時はその辺も
チェックしてみたいと思います!
おしまい(‘ω’)ノ
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